2019年3月29日に尼崎城がオープンしたとのことで、日本100名城のスタンプラリーをするほどの城が好きな僕は、行く機会をうかがっていました、
ゴールデンウィーク10連休でどこに行くことも計画していなかったので、比較的近場で行ける尼崎城に行ってきました。
普通の城跡だと歴史館があったり、天守閣に登れたりするだけなので、子供が退屈してしまうので、あまり子供を連れて行くことはないのですが、1歳の子と2人きりで行ってきましたが、予想に反して、ここは子ども連れでも楽しめるところでした。
尼崎城とは?
尼崎城は1617年の江戸時代に戸田氏鉄(読み方:とだうじかね)によって、築城されました。
その後3氏12代が入れ替わり、1873年の最後の藩主松平忠興のときに廃城令により取り壊されました。

尼崎城の天守閣復元について
家電量販店のミドリ電化(現エディオン傘下)創業者の安保詮は創業の地に恩返しをしたいと考え、10億円以上をかけて天守を再建した上で尼崎市に寄贈することを申し出ました。
2015年11月25日に尼崎市と協定を締結し、天守が再建されることが決定しました。
当時の天守の位置は現在、学校となっており様々な問題があるため、北西300メートルの位置に再建されることとなりました。
また、敷地条件から規模も当時の本丸の4分の1程度となることになりました。
その後、建設が進められ2019年3月29日にオープンしました。
尼崎城へのアクセス
阪神電鉄尼崎駅の南側にあり、徒歩5分程度です。
尼崎城の駐車場は?
尼崎城のすぐ横に駐車場が併設されています。
めちゃくちゃ近いですが、料金もその分高いです。

駐車料金
30分未満:200円
30分以上1時間未満:400円
1時間以上1時間30分未満:600円
1時間30分以上2時間未満:800円
2時間以上2時間30分未満:1000円
2時間30分以上:1200円

尼崎城から歩いて3分のところにもっと安い駐車場があるので、時間が気になる方はそちらがおすすめです。
詳しくはこちらから↓

尼崎城の入場料金は?
開城時間:9:00~17:00(最終入城16:30)
入城料金:
大人 500円
小人 250円
未就学児 無料
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)

尼崎城の展示内容
チケットを買うとエレベータで5階に上がります。
エレベーターの所に係の人がいて、5階にあがって階段で1階ずつ降りてきてくださいとのことです。
ただ、僕はベビーカーで行ったので、その場合はエレベーターを使って、1階ずつ降りてきてOKとのことでした。
なので、エレベーターや車いすでも全然観覧が可能です。
非常にありがたいです。
尼崎城 5階
天守閣の最上階になります。
尼崎市内を見渡すことができます。
ゴールデンウィークなのにガラガラで、貸し切り状態でした。

このカメラを動かすとVR技術で昔の城下町の様子を見ることができます。
窓から見える現代の町の様子と比較することができます。

尼崎城 4階
尼崎出身の城郭画家・萩原一青の作品が展示されていました。


尼崎城 3階
尼崎城があった時代の衣装を着てコスプレを楽しむことができます。
小道具と一緒に記念撮影することができます。
衣装や撮影は入場料のみで全て無料です。

隣にキッズスペースもありました。

尼崎城 2階
尼崎城の年表が展示されており、歴史を学ぶことができます。

尼崎城VRシアターでは、尼崎城をCGで再現し、尼崎城と城下町を体験することができます。

ゲームのコントローラーみたいなので、尼崎城があった当時の城下町を鳥瞰することができます。

『侍道場』というゲームがあり、剣術体験と鉄砲体験ができます。

剣術が人気みたいで、行列ができていましたが、みんな剣術目当てのようです。

当時の木造建築を学ぶことができるパズル。

原寸大の槍が展示されており、槍の重さを体感することができます。

刀の重さも体感できます。

尼崎城 1階
1階の観覧は無料になっています。
1階にはチケットの発券所や売店があります。
城内地区の変遷がわかる大地図(現代地図に古地図を重ね合わせたもの)を床面に映しています。

大覚寺から毎月の祈願に来るために使用した駕籠(かご)が展示されていました。

尼崎城横の遊具について
尼崎城のすぐ北側に子どもが楽しめる遊具がありました。

城をモチーフにした大型遊具で忍者が修行するように遊ぶことができます。

遊具の全景です。
子供は大喜びです。

また階段上のエリアでピクニックしている人もいて、弁当を持参すれば一日中遊んでいれそうです。

尼崎城のその他の見どころ
尼崎城シャチホコ丸ポストがあります。
ポストの上に3分の1のシャチホコが乗っています。


また、南側には芝生が広がっているので、裸足の子供たちが走り回っていました。

すぐ西側には中央図書館があるので、子供と一緒に行けば、城を見た後、図書館で読書を楽しむなんてこともできます。


感想
今回、あまり期待していなかったことと城の歴史をゆっくり楽しみたいと考えていたので、1歳の下の子と2人きりで行ってきました。
でも実際行ってみるともう少し大きな幼児でも楽しめるものが一杯あったので、上の子と来たいと思いました。
尼崎城とすぐ横にある市立中央図書館で丸一日遊べそうです。