健康

親知らず抜歯体験記。麻酔が効かないこともある。

僕は親知らずが上下左右4本とも横向きで全部抜きました。

そのときにあまり他の人が体験したことのないことを体験したので、記事にします。

これから、親知らずを抜く人の参考になれば、と思います。

事の発端

 ある日の夜、いつもどおり、歯ブラシをしていると、右上の奥歯に「ピッキーン」と激痛が走りました。

あまりの痛さに思わずうずくまったほどです。

鏡で歯がどうなっているか確認するものの一番奥の見にくい位置なので、わかりません。

そこで妻に頼んで歯を見てもらうと、どうやら虫歯になっているようでした。

ここ最近、歯医者にもろくに行っていなかったので、次の週末に予約をとり、受診しました。

予約した歯医者はすごくおしゃれで基本的に設備が最先端です(久しぶりの歯医者だったのでそう感じただけなのかもしれません) 。

待合室にはウォーターサーバーなんかも置いてあり、飲み放題。

子供が遊べる広いスペースもあり、子連れにも優しいサービスが非常に充実しています。

また、院長がハーバード大かなんなのか良くわかりませんが、英語で書かれた表彰状みたいなのが待合室にでーんと飾っています。

「お、これはなかなか良い歯医者を見つけたな」

とこの頃は思っていました。

「○○さーん」

と呼ばれ、診察室に入ると若いイケメンの医者が担当でした。

歯を見てもらうと、すでに抜くしかないほどに虫歯が進行しているとのこと。

ただ、不幸中の幸いで、虫歯になっている歯が横向きになっているので、いずれ抜かなければならない親知らずが虫歯になっているとのことでした。

「すぐに抜きましょう」

という話になりました。

元々医者嫌いで、ほとんど病院に行く事がなかったので、歯を抜くことには非常に抵抗がありましたが、病院の施設がすばらしかったので、腕が良さそうだったので、

「わかりました。抜きます」

と承諾し、人生始めての抜歯をすることになりました。

1本目の親知らずの抜歯

 抜歯をする前には法律上、本人に手術の説明をする義務があるとのことなので、色々な説明を受けました。

「抜歯をする場合、歯の神経と脳につながっている神経が近いことから、ごくまれにですが、神経を傷つけてしまい、神経が死ぬことがあります。が、ホント稀ですよ。稀です。法律上説明する義務があるので、説明しているだけです。」

この言葉ですごく不安になります。

他にも説明があった気がしますが、全然頭に入ってきません。

「何か質問ありませんか?」

と聞かれたので、

「歯抜くのって痛いですか?」

という小学生並みの質問をします。

すると、先生は優しく

「麻酔するので、抜くときは全然痛くないですよ。むしろ麻酔のほうが痛いです。まあ痛いって言っても、針が細いんでチクリ、とするくらいですよ」

とのこと。

心の中で

「そのチクリが嫌なんじゃい。。」

と思いながら、

「ああ、そうなんです。少し安心しました」

と返答しました。

その次の週末に10時に抜歯を予約しました。

10時前に歯医者につくと、すぐに診察室に通されます。

「それでは、麻酔打っていきますねー」

子供の頃、虫歯を治療したときは、年齢とともに痛みの感覚が鈍くなっているからか、思い出が誇張されているからかわかりませんが、麻酔はそれほど痛くありませんでした。

「それでは、抜いていきますねー」

先生がやっとこみたいな器具を取り出してきて、歯をつかみます。

後は歯をつかんで思いっきりひっぱるだけです。

麻酔が効いているので全く痛くはありませんが、ぎしぎしという音が響きます。

で、ひっぱているうちに抜けました。

抜歯が終わった後の感想

「なーんだ。意外とたいしたことないじゃん」

でした。

2本目の親知らずの抜歯

 それから、1ヶ月程経つと、日常的に頭痛がするようになってきました。

そのころは原因が良くわかりませんでしたが、親知らずが悪さをしていたようです。

前述のとおり歯の神経と脳につながっている神経がアゴあたりで接近しているので、頭痛が伴っていたみたいです。

さらに時間が経過すると、2本目の親知らずそのものが痛くなってきました。

再度病院に行き、相談した結果抜くことになりました。

2週間後に海外旅行に行く予定があったので、イケメン医者が

「抜歯した後に何かあった場合、今それほど痛くないのであれば、旅行から帰った後に抜いてはどうか」

との提案でしたので、旅行から帰ってすぐの土曜日に抜歯の予約をしました。

このときはさほど痛みも強くなかったので、なんとかなるだろうと思っていましたが、考えが甘かったです。

海外旅行に出発する当日の朝、歯がものすごく痛みだしたのです。

ただ何ヶ月も前から、決めていた日程で仕事もそれに併せて長期休暇をとっていたので、今更止めることができません。

そのまま、出国です。

歯の痛みと頭痛が常につきまとい、初めての海外旅行ということもあり、観光していてもままなりません。

早く日本に帰って、歯を抜きたいという思い一心でした。

薬はバファリンくらいしか持っていってなかったので、痛みが大きくなってくるとバファリンを飲んでいました。

ただ、バファリンの数にも限りがあるので、節約しつつ、ただ2週間を過ごしました。

1本目と同じく、10時に予約をしていたので、前回の抜歯と同じく10時に歯医者に迎いました。

1本目のときと同じく、麻酔を打ちます。

それから、歯を引っ張り始めます。

「あれ?何か痛い。」

痛い。やばい。

「いたい、いたい・・・・だれか助けて」

歯医者でよく言われる

「痛かったら、手を挙げて教えてください。」

と事前に言われていましたが、ずっと手を挙げていました。

これまでの人生で骨折も入院もしたことがない僕が始めて味わった激痛です。

たぶん10本近く打たれたんではないだろうか。

もう麻酔なんて関係ない。

冷や汗が半端ない。

イケメン医者 「少々お待ちください。」 と、ここで院長が登場です。

院長が出てきて歯を引っ張りますが、それでも抜けません。

また、麻酔を注入します。

院長が力任せに引っ張った結果、やっと抜けました。

診療時間も終わっていたので、受付のお姉さんもランチに行ったようで受付は空っぽでした。

全てが終わったのが14時ごろでした。

10時から抜き始めたので、1本の歯を抜くのに4時間かかりました。

文章にしたら、短いですが、歯を引っ張る⇔麻酔を打つというルーティンを10回くらい繰り返したので、これくらいの時間掛かってます。

次の日、抜いた側の顔面(頬のあたり)が尋常じゃなく、張れました。

また、舌がしびれてしまって、ろれつが回りません。

舌や歯ぐきに口内炎が10個くらいできています。

もう口を動かすだけで痛い。しゃべっても痛い。

食べるのも痛い。

歩くだけでも振動で痛い

食事は鳥のようについばみながら食べました。

水は口を大きくあけたら痛いので、ストローで飲みます。

全ての口内炎が消えて、普段と変わらず生活できるようになったのは、1ヶ月くらい経ってからでしょうか。

3本目の親知らずの抜歯

それから、1年程経ったころ、2本目のときのトラウマから中々歯医者に行く勇気がでませんでした。

ただ、どうにも我慢することが出来なくなってきたので、ようやく歯医者に行くことにしました。

2本目を抜いてから、引越しをしたので、評判の良さそうな歯医者を選択しました。

ベテランの先生のようです。

「抜きましょう」

が、2本目を抜くときのトラウマがあったので、

「自分は麻酔が効きにくいではないか。抜くのに4時間もかかった」

ということを説明しました。

ベテランは

「うーん。何でかわかりませんが、そんなに掛かるのは意味がわかりません」

とのことでしたが、非常に不安です。

でも日常的な頭痛と歯痛に悩まされていたので、抜くことにしました。

麻酔を1本打たれます。 で、歯を抜きます。

「また、前と同じく痛かったらどうしよう。」

と不安になりましたが、ベテランは関係なくぎしぎしと歯を引っ張ります。

「痛くない」

と、思った瞬間

「はい、終わりました。口ゆすいでくださーい。」

と軽くいわれます。

「エーっ。もう終わり!?」

という感じです。

ほとんど腫れることもなかったし、次の日には普通にごはんを食べれました。

4本目の親知らずの抜歯

 3本目と同じく、3分足らずで終了です。

次の日の腫れもほとんどありませんでした。

まとめ

  頭痛に悩まされている人は親知らずが原因かもしれません。

歯医者に行くことをおススメします。

2本目の抜歯は明らかに異常な時間だったと思います。 その頃はこんなもんかと思いましたが、訴えられるレベルではないでしょうか。

医者の腕は重要。病院選びは超重要。